木材のサイズについては詳細をこちらで記事にしていますので、ぜひご覧ください。
2×4木材っていったい何センチ?SPF木材のサイズガイド公開!
さて、2×4木材のサイズのことはある程度理解したし、設置場所の採寸もしたし、そろそろ木材を買おうかなー、とお考えのアナタ。今回はSPF木材を購入する際のポイントをまとめましたので、ぜひご参考ください。
目次
ポイント1:木材をどこで購入するか
全国各地のホームセンターで購入が可能です。店舗により取扱い種類や長さが違うので、必要な長さや種類などを事前に店舗に確認いただくことをオススメします。全国のホームセンターについては、日本DIY・ホームセンター協会のページをご覧ください。
また、インターネットで通販することも可能です。実物を確認することが難しいですが、おうちにいながらにして木材が届くのは非常に効率的。選択肢として知っておいて損はないと思います。
ポイント2:木材カットを自分でするか、依頼するか
ほとんどのホームセンターでは、天井ほどまで高さがある専用の大きな機械でカットしてくれます。木材を購入する際に、カットサービスの相談をしてみてください。ミリメートル(mm)単位でカットしてくれるので、ほしい長さを伝えるだけでOKです。費用も無料~数十円程度で対応してくれるところがほとんどです。
もちろん、ご自身でカットすることも可能です。サイズが固まっていなかったり微調整をしたい場合はご自身でカットすることも可能です。ホームセンターにはご自身で作業するスペースを提供してくれているホームセンターもありますので、木材を購入して、そのまま作業をしてしまうことも可能です。
ポイント3:木材をどうやって持ち帰るか
自家用車で持ち帰ることは可能ですが、大規模な木材購入の場合、大きめの車で無いと正直厳しいです。
実はたった一本でも自家用車で運ぶのが難しい場合があります。それは「長さの木材」です。たった一本でも車の空きスペースに収まらないことが結構あるので、購入の前に十分に検討した方が良いポイントです。
ホームセンターによっては、資材を運ぶための軽トラックなどのレンタルを行っているところもあります。こちらも時間単位でのレンタルになりますので、ぜひホームセンターに相談してみてください。
もし、木材をさらに分割することが可能なら、LABRICOには木材をジョイントするためのプロダクトがあります。長めの2×4木材を持ち帰りやすいサイズで2つにカットし、持ち帰ってからジョイントでつないで柱を立てる。そういった使い方も可能です。
ポイント4:木材がまっすぐかどうか
ここがすごく重要なポイントなのですが、SPF木材は、もともと一本の木だったものを、各サイズにスライスしている木材です。そのため、カットしてからの時間の経過によって木材の形が変化し、歪みが生じてしまうことがあります。できるだけまっすぐな木材を選ぶようにしましょう。木材がまっすぐでないと、棚が取り付けずらかったり、見栄えが悪く見えてしまいます。
木材を床において、断面の方から眺めてみます。反っていたり、ねじれているものは、この時点で結構分かります。かなり歪みが大きいものは避けておくほうが無難でしょう。ですが、木は生き物なので、完璧な木材はありません。多少の歪みは仕方のないことです。可能な範囲で歪みのない木材を選ぶようにしましょう。
ポイント5:ネジを打とうとしている場所に節が無いか
木材には節(ふし)という部分があります。
樹木を縦割りにした際、枝があった部分には「節」(ふし)が残る。これには、材の木目から断裂が無く繋がっている「生節」(いきぶし)と、枯れた枝が幹の成長に伴って包み込まれた「死節」(しにぶし)がある。なお、枝が枯れ落ちたり切り払う(枝打ち)作業によって節が無い材は特に「枝下材」と呼ばれ価値が高い。ただし節の存在が強度不足を招くことはなく、逆に美的評価の要素として格付けされる場合もある。
丸くなってるあの部分ですね。
木材の表情として魅力的な部分なのですが、この節、いかんせん硬いのです。ネジが入らないぐらい硬いものもあります。
もし、ネジを打とうとしている場所に、この節がある場合は、ネジを打つ場所を変更するか、できるだけ節の無い木材を選ぶことをオススメします。
理想の一本に出会うのも、DIYの醍醐味
さて、ここまで木材購入のポイントを5つご紹介してきました。
- 木材をどこで購入するか
- 木材カットを自分でするか、依頼するか
- 木材をどうやって持ち帰るか
- 木材がまっすぐかどうか
- ネジを打とうとしている場所に節が無いか
1~3は実はおうちで十分に検討ができるポイントです。実際に木材を購入してしまってからでは、なかなか変更ができない部分なので、ここは十分に検討をしておいてください。
ホームセンターなどで実物の木材を購入する際、4、5がすごく慎重になるところだと思います。木材はまったく同じものがありません。店頭に並んでいる木材でも様々な表情のものがあります。故に選ぶのが簡単ではなく、面白い部分でもあります。
あなただけの理想の一本を見つける。
これもDIYの醍醐味のひとつではないでしょうか。
ぜひ楽しんで木材購入をしてください!