間仕切りをカーテンと木製丸棒でDIY。柔らかい印象のカーテン間仕切りで空間をコーディネート

2021.08.06
ヨースケ

お子さんが机で勉強や宿題を始めたり、在宅勤務でワークスペースを確保したり、ちょっとしたプライベートスペースが欲しくなるときにおすすめなのが間仕切りDIY。そこで子ども部屋、リビング、オフィスなど幅広いシチュエーションで活躍する「カーテン間仕切り」の作り方をご紹介します。

カーテン間仕切りのDIY完成イメージ

今回はこのようなカーテン間仕切りをDIYします。

  • 使用荷重:
    • カーテンバーの長さ910mm以下:10kgまで
    • カーテンバーの長さ911mm~1,825mm:5kgまで

 

カーテン間仕切りのDIY設計レシピ

用意する材料

LABRICOプロダクトの中から、丸棒Φ30シリーズのDIYパーツを使います。

  • 丸棒Φ30シリーズ 突ぱりキャップ:2セット(2個)
  • 丸棒Φ30シリーズ 連結パーツ:2セット(2個)
  • 丸棒Φ30シリーズ 連結パーツT型:1セット(2個)
  • カーテン:お好みのカーテンを
  • カーテンリング:お好みの個数(内径35mm以上)
  • その他必要に応じてカーテンフックやクリップなど
  • 木製丸棒(カーテンバー):1本(直径30mm/長さ~1,825mm※長さは設置される場所に合わせてお好みで)
  • 木製丸棒(支柱/上):2本(直径30mm/長さ下記参照)
  • 木製丸棒(支柱/下):2本(直径30mm/長さ下記参照)

※本レシピのカーテンバーサイズは、カーテン使用に限り設定した寸法です。その他用途でご使用の場合、プロダクトパッケージの記載内容に従ってください。

木製丸棒(支柱/上・下)の採寸方法

【木製丸棒(支柱/上・下)の長さ】
天井高(最大2,750mm) - 70mm = 木製丸棒(支柱/上・下)の1本の長さ合計

木製丸棒は1本で天井まで届かないことがあります。今回は丸棒Φ30シリーズ連結パーツを使って、2本の木製丸棒を1本の支柱として利用します。ですので、あらかじめ測っておいた設置場所の天井高(最大2,750mmから、丸棒Φ30シリーズパーツ分の70mmを引いた長さが、木製丸棒(支柱/上・下)の合計の長さとなります。

例えば、木製丸棒をご購入の際、長さが1,800mm仕様の場合、木製丸棒(支柱/上)は、そのままお使いいただき、木製丸棒(支柱/下)を以下のようにカットいただくと、端材が出にくく効率的です。また、取付ける場所の天井高によっても、用意する木材のサイズが変わりますので、実際の取り付け位置で、確実に計測してください。

天井高(mm) 木製丸棒(支柱/上・下)の合計(mm) 木製丸棒(支柱/上)(mm) 木製丸棒(支柱/下)(mm)
2,750 2,680 1,800 880
2,500 2,430 1,800 630
2,000 1,930 1,800 130

※木材購入を購入される際、ご購入場所によって、長さの誤差がある場合がありますので、そのまま使用される場合でもあらためてサイズの計測をしておくことをおすすめします。

用意する工具

  • プラスドライバー(手動でも電動でも)
  • 鉛筆など取付け位置に印をつけられるもの
  • メジャーや差し金など長さを測るもの

その他あると便利なDIYツールはこちらの記事でも紹介しています。
DIYの強い味方。あると便利なDIYツール3種+1をご紹介!
https://labrico.jp/diyguidebook/tools/convex/recommended-diytools/

 

カーテン間仕切りのDIY手順

STEP1:木製丸棒(支柱/上・下)に丸棒Φ30シリーズ連結パーツをネジ留めします

丸棒Φ30シリーズ連結パーツの両面テープで木製丸棒(支柱/上・下)を仮固定します。その際、丸棒Φ30シリーズ連結パーツの内側中央の仕切りにぴったり合うようにご注意ください。※下記のように木材同士は触れないのが正しい取り付け位置です。

仮固定のあと、付属のネジでネジ留めしてください。同じ要領で支柱を2本ともネジ留めします。

 

STEP2:木製丸棒(カーテンバー)に丸棒Φ30シリーズ連結パーツT型をネジ留めします

※カーテンリングが後付けできないタイプの場合、ここで先にカーテンバーに取り付けてください

丸棒Φ30シリーズ連結パーツT型を、木製丸棒(カーテンバー)の両端に差し込みます。この時、丸棒Φ30シリーズ連結パーツT型の向きを揃えて、しっかり奥まで入っていることを確認してください。床の上で作業をすると向きがずれにくく、作業がしやすいです。

その後、付属のネジで固定してください。

 

STEP3:支柱にカーテンバーをネジ留めします

STEP1で作成した支柱に、STEP2で作成したカーテンバーを取付けます。支柱にカーテンバーを取付けたい位置の印を付けます。印とカーテンバーの丸棒Φ30シリーズ連結パーツT型のガイド溝が合うように確認して両面テープで仮固定します。

仮固定した後、付属のネジでネジ留めします。

 

STEP4:支柱に丸棒Φ30シリーズ突ぱりキャップを取付けます

支柱に丸棒Φ30シリーズ突ぱりキャップを差し込みます。この時、上下のキャップの方向を間違えないように注意してください。

上下のキャップを間違えなく差し込んだら、下キャップを付属のネジでネジ留めします。

最後に下キャップに調節グリップをはめこんでおいてください。

 

STEP5:全体を立ち上げ、丸棒Φ30シリーズ突ぱりキャップの調節グリップを回し固定します

全体を立ち上げ、設置したい場所に垂直になるように仮置きします。

仮置きできたら、丸棒Φ30シリーズ突ぱりキャップの調節グリップを「LOCK」の方向に回し、接地面を破損させないように注意しながら圧着固定してください。

 

STEP6:お好みのカーテンを取付けて完成!

周囲の安全に注意しながら、カーテンやお好みのカーテンフック、クリップなどを取付けて完成です!

 

カーテン間仕切りの注意事項

 

このレシピでDIYできるカーテン間仕切りは、以下の点にご注意ください

  • 本レシピのカーテンバーサイズは、カーテン使用に限り設定した寸法です。その他用途でご使用の場合、プロダクトパッケージの記載内容に従ってください。
  • 使用荷重は実験値です。設置場所や使用木材によって条件が変わるため、保証するものではありません
  • 各製品に同梱されている取扱説明書に記載の注意事項を必ずご確認のうえ、組み立てと設置を行ってください
  • 安全のため、組み立ては大人の方が行ってください
  • 移動するときは掛けてあるものを取り除いてください
  • 完成品はカーテンを掛ける以外の用途で使用しないでください
  • 異常があるときは直ちに使用を中止してください
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